2020年 個人的エロゲ・ノベルゲ ランキングBest10
2020年個人的エロゲランキングBest10をまとめてみた。
2020年にクリアした作品でのランキング。
10位 「COSMIC PSYCHO」

2019年はPC98ゲーに傾倒していたので、その余波で有名な本作もプレイ。
テンポ良く進むスピーディーな展開は無駄がなく逆に新鮮だった。
BGMも良曲多し。
「COSMIC PSYCHO」終わり。起承転結まとまっており、名作と誉れ高いのも納得。ただ、流石に29年前の作品なので今基準だと既視感ある展開は多い。しかしテンポ良く話が進むので一気にクリアできた。古い作品は尻すぼみになりがちなものが多い中、後半しっかりと盛り上げてくれたのも良かった。 pic.twitter.com/0PpozNvI9j
— たいき (@taiki_VA) February 19, 2020
9位「黄昏のフォルクローレ」

和装好きだし、大正時代モノ好きだし、ビジュアルも好きだったので。
ミドルプライスなのでボリューム少なく感じたけど、
今の時間がない状況ならこれくらいの方がダレずクリアできて良いのかも。
「黄昏のフォルクローレ」終わり。鈴平ひろ絵好きだし、森崎亮人のめんどくさい男女のやり取り描写も好きで、大正時代モノも好きなんで大変好みな内容だった。喰う喰われる関係って良いよね…。変に壮大に話を広げ過ぎなかったのも〇。非攻略ヒロインも魅力的で、ミドルプライス作品として完成度かった pic.twitter.com/dNmtwTnzQo
— たいき (@taiki_VA) February 23, 2020
8位 「アンチバタフライエフェクト」

まじであの展開は衝撃だった。
類似作品ってほぼ思いつかない。
ただ、作りがチープなので大手でリメイクして欲しいとどうしても思ってしまう。
「アンチバタフライエフェクト」終わり。6hくらい。伏線の撒き方と回収、構成が素晴らしい。タイムリープモノが好きなら100%気に入る。ただ、盛り上げ所を簡単描写なのが大変勿体ない。この内容で実力ライター起用&資金力入れて制作したら…と無想してしまう…。同サークルの別作品も絶対やる。 pic.twitter.com/y4fYVGGfEa
— たいき (@taiki_VA) April 12, 2020
7位 「蒼色輪廻」

昔からやりたいと思っていた作品でついにクリア。ちょっと感慨深い。
「桜の咲く頃」ENDが大好き。
このENDがあることで、自分にとっては評価が爆上がりだった。
「蒼色輪廻」終わり。ダメ主人公堂浦君の輪廻異世界転生奮闘記。システムとシナリオの融合っぷりが見事。現世と異世界の互いの補完や日蝕からのアイテム入手は思わず唸る(めんどくさいけど) エログロ、NTR、ふたなりとか大丈夫なら薦めたい。ニッチなyu-no的な。続編の「緋色梵鐘」はいつ出ますか… pic.twitter.com/xVgcOHcyKK
— たいき (@taiki_VA) October 25, 2020
6位 「MUSICUS!」

ぶっちゃけ期待値は超えなかった。
それでも面白くはあったのでこの位置。
せめて、もっと演出に魂込めてくれていたらなー。→愚痴感想
「MUSICUS!」終わり。確かにキラ☆キラで描かなかったその先の物語だった。最後に澄√を残したのは正解だった。この√が瀬戸口廉也に一番求めているものだったので。もうちょい尺は欲しかったが満足。三日月√も良いのだが最後らへんがご都合主義で急展開でまとめようとした感がかなりあって残念。
— たいき (@taiki_VA) January 5, 2020
5位 「Sessions!!~少女を監禁する事情~」

昨年は「Loser/s」作品を全てプレイした。
その中で一番好きな話が本作収録の「別れさせ屋のアイロニー」だったので選出。
Loser/s作品は作品間が繋がっているので、可能なら全作プレイ推奨。
「Sessions!!~少女を監禁する事情~」終わり。フリゲ。毛色の異なる話が3つ。別れさせ屋のアイロニーが一番好き。過去作と世界観同じで登場人物も出まくるので全部やってからの方が良い。ライターはやっぱ博識だし独特のセンスがあるなと思った。商業作品いつか出るのだろうか…。 pic.twitter.com/Eq8bmNcMmf
— たいき (@taiki_VA) May 31, 2020
「MECHANICA -うさぎと水星のバラッド-」も面白かった。
4位 「暗闇坂の家」

3DCGエロゲという時点で異端。
ただ、異端なだけで終わらない面白さがあった。
探索などはこれくらいの3DCGの方が雰囲気があって良い。
「暗闇坂の家」終わり。3DCGの異端エロゲ。失踪した友人を探す内に…といった2時間ドラマサスペンスのような内容。昭和30年代のグラフィックとBGM・環境音が大変良く、雰囲気に浸れた。ただ捜索時やアイテムの使う場所が分かりにくい箇所があり攻略が無ければ投げていた。一風変わった作品で楽しめた。 pic.twitter.com/DUZPxMVoo0
— たいき (@taiki_VA) February 17, 2020
3位 「9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと」

分割作品ながら見事綺麗にまとめてくれた。
美麗な原画と読みやすく面白いシナリオ。満足。
「9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと」終わり。中盤からはダレる部分が一切なく夢中で読み進めてしまった。演出や展開は他作で体験済のものがあり衝撃度は半減したがそれでも「おお!」となった。総じて滅茶苦茶バランス良い作品。3作目最後に明かされる設定を見事活かしてた。 pic.twitter.com/QjrU1STc1f
— たいき (@taiki_VA) April 26, 2020
2位 「グレイメルカ」

フリゲ
限定配布の「おとなのグレイメルカ」がエロあるのでエロゲ枠で。
壮大な戦記物。
最初は絵が苦手で嫌遠してたが、進めると気にならなくなるくらい面白かった。
限定配布&おとな含めて「グレイメルカ」終わり。フリゲ。細菌毒グレイメルカを発端として数十年を渡って描かれる戦記物。各国情勢、人物関係が綿密に描かれ全キャラが主人公と思えた。評価高いのにはそれだけの理由があると納得の作品だった。スポポンドに助演男優賞。 pic.twitter.com/s1qc8cIUZY
— たいき (@taiki_VA) May 9, 2020
1位 「神の目のアイオーン ~前編~」

1月にクリアしたこれを超える作品が出ずある意味残念でもあった…。
前編でこれだけの面白さはやばい…。そしてバトルHの酷さもやばい。
とりあえず、今年に続編が発売されることを願ってます。
「神の目のアイオーン ~前編~」終わり。約44時間。初ゴリッチュ作品だったが、超一流のストーリーテラーであることを実感した。前編でやるような密度ではない…。燃えに燃えるバトル描写も素晴らしいが、後半はミスリードされまくって快感だった。考察好きは是非。なおバトルHは汚点、地獄、罰。 pic.twitter.com/PdEibne8N2
— たいき (@taiki_VA) January 19, 2020
というわけで2020年プレイベスト10でした。
2019年はある意味PC98ゲーというテーマ?があったけど、2020年は更にカオスになった気がする…。
2021年は最近(5年以内くらい)の商業エロゲも多くクリアしていきたい(昨年とおなじ抱負
以下は、2020年ノベルゲランキング
といいつつ非エロゲの方がプレイ数多いのでこっちが本編かも。
10位:マルコと銀河竜

CG枚数がやばい。ダレにくさはすごかった。
「マルコと銀河竜」終わり。圧倒的CG0物量とテンポの良さで一気にクリアできた。1クールアニメ作品を見た感覚。反面、尺が短いせいでキャラに感情移入する前にポンポン話が進むので一長一短。挿入歌頻発もあんまり好きくない。はとシナリオ特有のキャラ同士のわちゃわちゃ具合は十二分に堪能出来る。 pic.twitter.com/4rNEe79eaq
— たいき (@taiki_VA) March 7, 2020
9位:NETANNAD -ネタナド-

ちょっとプレイしてみようと始めたらクリアしてしまった…。
それくらい文章がしっかりしており引き込まれた。
「NETANNAD -ネタナド- 」終わり。CLANNAD発売前の二次創作ゲーム。情熱がすごい…。250年後にタイムスリップというSF展開。予想以上に読ませるテキストで驚いた。同ライターの「実験的なテアトロ」も是非ノベルゲームでやりたいなー。 pic.twitter.com/MqXd1O87Kg
— たいき (@taiki_VA) July 5, 2020
8位:Christmas Tina -泡沫冬景-

やっぱ片岡ともの文章好きだ。
「Christmas Tina ~泡沫冬景~」終わり。SF、ファンタジー設定もなく、内容も地味なのに読み進めたくなるテキストは流石。演出は相当良くて、ステージなな作品に演出予算かけまくった感じ。予想以上に重い展開もあって驚いた。”ビジュアルノベル”プレイしたーって感じで満足。 pic.twitter.com/JFDszSkN6M
— たいき (@taiki_VA) October 6, 2020
7位:TAIHAism

日常はぶん投げたくなるくらい面白くなく苦痛でしかない。
ただ作中のギミックと構成は手放しで賛辞を贈る。
是非、下倉バイオにプレイしてもらって感想を聞きたい。
「TAIHAism」終わり。「ギャルゲーへのアンチテーゼ」2008年にこの試みを実装したのはすごい。某商業有名作は2013年発売だし。ただ、9割が面白くなく苦痛な日常会話のせいで疲労感が半端ない…。解説編読めたおかげで設定意図などが分かったのは良かった。ちなみに自分はハーリー。 pic.twitter.com/j8JFvstHQT
— たいき (@taiki_VA) July 26, 2020
6位:一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう

「最悪なる災厄人間に捧ぐ」がめっちゃ面白かったので過去作である本作をプレイ。
発売時に購入して積んでたのを本当に後悔した。
500円以下なので興味が湧けば是非。
「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」終わり。5年積んでいたの勿体ないと思うほど面白かった。2章のあの展開は予想は出来つつもかなり衝撃だった。火の鳥好きなので大変好みな内容。さささぐを彷彿とさせる箇所も多く、500円以下なので人に薦めやすい良作短編。本メーカの新作も楽しみ。 pic.twitter.com/rkgqa0ZYdM
— たいき (@taiki_VA) September 4, 2020
5位:十三機兵防衛圏

SFを題材にしたゲームで間違いなく挙げられる良い作品。
ただ、自分には刺さらなかった。
キャラクターの行動原理の説明や状況説明が少なく感情移入できなかった。
でも、その完成度は驚嘆するものだったので、この位置で。
「十三機兵防衛圏」終わり。SF作品として傑作、名作というのに異論なし。よくもまあこんだけの要素を詰め込んでまとめ上げたなと感心する。13人の少年・少女を主役にして時系列の整合性を合わすとか狂気。ただ、話の流れを追うのに必死になってしまって、多人数により感情移入がしにくかったのは残念。 pic.twitter.com/yqxX0MozQj
— たいき (@taiki_VA) June 28, 2020
4位:真昼の暗黒

フリゲ
「MINDCIRCUS」が面白かったので、これも面白くない訳なかった。
今年は「ベオグラードメトロの子供たち」をプレイする。楽しみ。
「真昼の暗黒」終わり。フリゲ。姉が失踪した少女と担当となったカウンセラーの心温まるハートフル()サイコサスペンス。一人称視点と三人称視点があるのは面白い。ep6からは予想外だった。そこまで描くとは。クリアするとゲームデザイン含めて一つの作品だった。三人称のED3が一番好き。 pic.twitter.com/5rgplSDnHr
— たいき (@taiki_VA) August 30, 2020
3位:グノーシア

これはやってみないと面白さが分かりにくいかも。
あと、慣れてくると周回がダレてくる。
人狼要素とループを混ぜたゲームシステムは魅力的だった。
「グノーシア」終わり。139周、レベル143。ADVと相性の良いループもの。人狼要素で毎回役柄が変わるのでループに飽きにくく、1ループ10~20分で終わるシステムは見事。キャラ魅力的でループ・SF設定、伏線回収も綺麗に抑えている。これをたった4人で制作とかインディーズ恐るべし。SQちゃん可愛い。 pic.twitter.com/vrkhMLAyOt
— たいき (@taiki_VA) June 20, 2020
2位:夢を確かめる

展開に振り回されまくって幸せだった。
こんな作品がまだ同人には眠っているのかと思うと探さずにはいられない。
「夢を確かめる」終わり。作品内構成と後半怒涛の伏線回収で唸りまくった。途中こんなもんかと思ったら、そこから予想を超えた展開を味わえた。「高校、大学、社会人の3主人公の物語」と「YTIシステム」を組み合わせての説得力とメッセージ性は見事。刺さる人には超刺さる。これぞ同人という作品。 pic.twitter.com/lVutPitESS
— たいき (@taiki_VA) July 23, 2020
1位:ハルカの国~明治越冬編~明治決別編~大正星霜編

この名作が今なら無料配布中!
CFで1万円支援したけど、それでも安いと思うほど満足度が高い。
それが無料って…。太っ腹すぎる。
「物語」を読むのが好きな人はプレイして損はしないかと。
シリーズモノなので発表順でプレイ推奨。全部面白かった。
「ハルカの国~明治越冬編~」終わり。フリゲ。越冬という地味な話を面白く出来るのはすごいなー。体験版的な位置付けと思っていたが、そんなことなかった。3hくらいなのにこれだけ描写や時代背景に説得力があるのは流石。CGも見惚れるものもあったし画力向上著しい。https://t.co/DrLD2V3LRx pic.twitter.com/iG495wPUq3
— たいき (@taiki_VA) February 9, 2020
「ハルカの国~明治決別編~」終わり。明治越冬編に続いて起承転結抑えていて引き込まれた。今までで一番「国」という単語の重みを感じた。泥臭い内容がほんと好き。……で大正星霜編はいつですか…。 pic.twitter.com/dKbMaTivS0
— たいき (@taiki_VA) April 14, 2020
「ハルカの国~大正星霜編~」終わり。最高だった。今までの積み重ねがあるからこそユキカゼの言葉、行動の重みが段違い。またサブキャラ含めて大好き。一切ダレる部分がなく、感じ入る部分、涙腺が緩む部分が驚くくらい多かった。ここで半分。これからの50年で何を描いてくれるのか期待しかない。 pic.twitter.com/GW7vTxeX41
— たいき (@taiki_VA) November 8, 2020
国シリーズ・期間限定全作品無料配布中
— Kazuki@物語研究 (@misuzu5S) December 22, 2020
booth https://t.co/QV03QGD6xQ
dlsite https://t.co/URbDN2dzUE pic.twitter.com/5X6fl1VqT4