Renaissance感想(78点)
「Renaissance」をクリアしました。

かなーーーーり昔から気になっていた作品だったんですが、
最近になって店頭で1000円以下で売ってるの見つけて買っちゃいました。
エロゲ始めてレビューを漁り始めた頃に「げいむ乱舞界」というサイトを見つけて、
ここの感想を参考にいろいろ買ったりもしてたんですが、
この作品も殿堂入りの一つになっていていつかはやってみたいなと思ってました。
まあでもやっぱり今やると古いですねw 販売自体も14年前のものですし。
とりあえずシステムが相当酷い!
①バックログ無し
②セーブは1日の最後だけ
③毎日ある時間割の選択肢
これだけでプレイ意欲は相当削がれますw
①はシナリオゲーとしては最強に致命的ですし、
②のセーブは1日の最後だけとかプレイ中断しにくい。
そして③は下のような感じで毎日たくさん選択肢があるよ!(素直に攻略見ましょう。


こんな酷いシステムを我慢して今の時代にプレイするべきほどのシナリオかと
聞かれれば、そこまでじゃないとしか答えれないですw
でも間違いなく私は楽しめましたね。
ここまで集中して一気にプレイできた作品も久しぶりですし。
作品自体も10時間程度とコンパクトで中だるみが無いというのも良かったです。
BGMが良かったのも評価出来る点です。
この作品の世界観にマッチした落ち着いた曲です。
最近プレイしたのだと「終末の過ごし方」と似た感じでした。
肝心のシナリオですが、
「言語学と宗教、史実を上手く絡ませたストーリー」でした。
構成がかなり上手いです。
各√でテーマを持たせて徐々に謎を明かしてゆき、最終√で決着を付けるという。
言うのは簡単ですが実現するのって結構難しいと思います。
反面、まっっったくシナリオに無駄が無くキャラとイチャラブとかありませんのであしからず。
共通部分で既に伏線バラ撒いてるので、どの√に行っても違和感無く後半の物語を楽しめます。
また、謎などについて無駄に「いや…。まさかな…。」みたいな引き伸ばしが一切ないのが良かったです。
流石に黒幕倒すのが1クリックだったのは吹きましたがw
でも戦闘ゲーという訳でもないし、その部分の描写が必要かと問われれば別にいらないかなと。
言語学の部分は
「唯名論」と「実念論」

「言葉の置き換え」や「感情移入」のプロセス

いやー深く理解した訳ではないですが、中々雑学として楽しかったです。
流石、批評空間での作品内POV1位が「インテリなエロゲー」だけあります。
なぜ授業では眠くなるのに、ゲーム内説明だと面白く感じるのかw
これらも雑学・小ネタとしてでは無くちゃんとシナリオに組み込んでおり、無駄がまったくありません。
あと色んな部分で「サクラノ詩」もこんな問答ありそうだなーとか勝手に思いました。
主人公が才能ある絵書きという点で似ていますし、宗教・哲学的要素が存分に含まれてますので特に。






キャラ絵も始めは癖があるなと思いましたが、慣れると気にならなくなります。
むしろシナリオに絵画的な要素があるのでマッチした絵柄だったと思います。

今じゃこんな作品は商業では企画通りにくいだろうなーw
昔は良かったとは言うつもりはありませんが、
昔の方が気軽にシナリオゲーを作りやすい土壌はあったと思います。
今はボイス有、ムービー有、主題歌・ED曲有が当然で、その上ボリュームをユーザより求められます。
そうやって膨らむ予算をどうやって回収するかといったら万人受けする要素をちょこちょこ入れて、
幅広い層に購入意欲を沸かせるしかないです。
その受け皿として最近は同人ゲーの勢いがすごい気がします。
エロゲのテンプレ(学園、攻略ヒロイン○人 etc)などは無く、面白い設定が多くて気になる作品が多いです。
無理して古い作品やることも無いですが、たまには昔に評判良かった作品を手にとってみると思わぬ良作に巡り逢えるかもしれません。
基本古い作品は安いし!(←重要
Renaissanceは駿河屋で500円台…(ボソ
かなーーーーり昔から気になっていた作品だったんですが、
最近になって店頭で1000円以下で売ってるの見つけて買っちゃいました。
エロゲ始めてレビューを漁り始めた頃に「げいむ乱舞界」というサイトを見つけて、
ここの感想を参考にいろいろ買ったりもしてたんですが、
この作品も殿堂入りの一つになっていていつかはやってみたいなと思ってました。
まあでもやっぱり今やると古いですねw 販売自体も14年前のものですし。
とりあえずシステムが相当酷い!
①バックログ無し
②セーブは1日の最後だけ
③毎日ある時間割の選択肢
これだけでプレイ意欲は相当削がれますw
①はシナリオゲーとしては最強に致命的ですし、
②のセーブは1日の最後だけとかプレイ中断しにくい。
そして③は下のような感じで毎日たくさん選択肢があるよ!(素直に攻略見ましょう。
こんな酷いシステムを我慢して今の時代にプレイするべきほどのシナリオかと
聞かれれば、そこまでじゃないとしか答えれないですw
でも間違いなく私は楽しめましたね。
ここまで集中して一気にプレイできた作品も久しぶりですし。
作品自体も10時間程度とコンパクトで中だるみが無いというのも良かったです。
BGMが良かったのも評価出来る点です。
この作品の世界観にマッチした落ち着いた曲です。
最近プレイしたのだと「終末の過ごし方」と似た感じでした。
肝心のシナリオですが、
「言語学と宗教、史実を上手く絡ませたストーリー」でした。
構成がかなり上手いです。
各√でテーマを持たせて徐々に謎を明かしてゆき、最終√で決着を付けるという。
言うのは簡単ですが実現するのって結構難しいと思います。
反面、まっっったくシナリオに無駄が無くキャラとイチャラブとかありませんのであしからず。
共通部分で既に伏線バラ撒いてるので、どの√に行っても違和感無く後半の物語を楽しめます。
また、謎などについて無駄に「いや…。まさかな…。」みたいな引き伸ばしが一切ないのが良かったです。
流石に黒幕倒すのが1クリックだったのは吹きましたがw
でも戦闘ゲーという訳でもないし、その部分の描写が必要かと問われれば別にいらないかなと。
言語学の部分は
「唯名論」と「実念論」
「言葉の置き換え」や「感情移入」のプロセス
いやー深く理解した訳ではないですが、中々雑学として楽しかったです。
流石、批評空間での作品内POV1位が「インテリなエロゲー」だけあります。
なぜ授業では眠くなるのに、ゲーム内説明だと面白く感じるのかw
これらも雑学・小ネタとしてでは無くちゃんとシナリオに組み込んでおり、無駄がまったくありません。
あと色んな部分で「サクラノ詩」もこんな問答ありそうだなーとか勝手に思いました。
主人公が才能ある絵書きという点で似ていますし、宗教・哲学的要素が存分に含まれてますので特に。
キャラ絵も始めは癖があるなと思いましたが、慣れると気にならなくなります。
むしろシナリオに絵画的な要素があるのでマッチした絵柄だったと思います。
今じゃこんな作品は商業では企画通りにくいだろうなーw
昔は良かったとは言うつもりはありませんが、
昔の方が気軽にシナリオゲーを作りやすい土壌はあったと思います。
今はボイス有、ムービー有、主題歌・ED曲有が当然で、その上ボリュームをユーザより求められます。
そうやって膨らむ予算をどうやって回収するかといったら万人受けする要素をちょこちょこ入れて、
幅広い層に購入意欲を沸かせるしかないです。
その受け皿として最近は同人ゲーの勢いがすごい気がします。
エロゲのテンプレ(学園、攻略ヒロイン○人 etc)などは無く、面白い設定が多くて気になる作品が多いです。
無理して古い作品やることも無いですが、たまには昔に評判良かった作品を手にとってみると思わぬ良作に巡り逢えるかもしれません。
基本古い作品は安いし!(←重要
Renaissanceは駿河屋で500円台…(ボソ