2016年度 個人的エロゲランキングBest5
2016年度 個人的エロゲランキングBest5をまとめてみた。
2016年発売でなく、2016年度でプレイしたランキングなんであしからず。
またエロゲ自体2016年度は9本しかやってないという体たらくであった…。
ほぼ形骸化。
5位 「PRIMAL×HEARTS2」

無印はキャラゲーとしては個人的に素晴らしい完成度だったので結構期待していた。
しかし、流石に連続であのレベルは難しかったか…。
また、舞台設定が無印と同じなので、焼き増し感もあったし。
それでも塗りは流石のままれで上手く、キャラゲーとしては悪くない出来だったのでこの位置。
キャラ的には「兎姫」が一番好きだった。
シナリオはうん…まあ…。
4位「Re:LieF ~親愛なるあなたへ~」

同人ゲーム「CyberRebeat」を製作したえある氏がライター参加すると知り、発表時から注目していた作品。
美麗なCGとOPでエロゲ界隈では結構話題を掻っ攫っていたかと思う。
シナリオは悪くはなかった。
悪くは無かったのだがあんまり心に響かなかった。
テーマを描く為の各キャラの心理描写や、謎の提示と明かし方が上手くなかったように感じた。
要するに少し後半息切れしたかなと。
CG枚数は十分あり演出もすごい凝っていて目を見張るのだが、トータルプレイ時間だと短めであり不満があった。
勿論、長ければ良いってもんでもないのだが、このコンパクトさなら一部キャラ削って、もっと特定ヒロインを掘り下げた方が良かったなと。
と言ってもブランド一作目とは思えない完成度だったし、その美麗なCGを堪能出来ただけでも価値はあった。
後半の美麗なCGを惜しげもなく使いまくる演出は圧巻。
次作も注目したい。
「Re:LieF 〜親愛なるあなたへ〜」終わり。背景、CGと前評判通りの高クオリティを維持していてブランド一作目とは思えない出来。美麗なCGをちょっとした部分で惜しげも無く使う。またその魅せ方も上手かった。BGMも良し。
— たいき (@taiki_VA) 2016年10月30日
3位 「俺は君の生理用ナプキンを舐めたい」

待って…ブラウザバックしないで…。
これほどインパクトあるタイトルもあまり無いだろう…。
タイトルの通り、主人公が生理用ナプキンを舐める為に奮闘する話。
なのだが、桜ルートで中々の展開を魅せてくれる。よって最後にプレイ推奨。
基本的に登場人物全員キ◯ガイなので、ちょっと尖った内容の作品をやりたい人にオススメ(かも?
エロスケ投稿感想
2位 「雪影 -setsuei-」

@taiki_VA 36.「雪影」
— たいき (@taiki_VA) 2016年12月4日
「慎ましく、ひそやかに、繰り返される一冬の夢――」冬にだけ主人公が実家に帰省し、そこで待つ姉との逢瀬を描く。そして姉には秘密が…。確かな筆力で描かれる雪国の生活とその裏の村の風俗。伝奇物。キャラの成長が立ち絵にも反映されており魅力。紫子可愛い。 pic.twitter.com/8jHzvsJros
「雪影 -setsuei-」終わり。壮大ではないが綺麗に伝奇として話をまとめたのは見事。冬だけ現れる姉、消えた両親、村の祭り…について明確な回答を提示してくれて満足。
— たいき (@taiki_VA) 2016年5月29日
1位 「THE BEAUTIFUL WORLD」

迷ったけど2016年度でエロありのノベルゲーで一番面白かったのはやっぱりこれだった。
未完だけど、1章完結として殺人事件の犯人は判明するし大変楽しめた。
「連悠太」氏の監督、シナリオライターとしてのレベルの高さが改めてよくわかった。
題材自体が殺人事件、超能力、非合法研究、主人公のトラウマ、キ◯ガイと好きな要素満載だったのも大きい。
本作についてはこっちの記事で感想と収録TGとか記載済。
「THE BEAUTIFUL WORLD」終わり。らくえん、しすたぁエンジェルとはガラッと作風が違っていた。しかし小気味良いテキストは健在。上質なサスペンス物語と相まって大変楽しかった。欠点は未完。でも連続殺人鬼の正体は判明するしキリが良いのでやる価値あった。大満足。 pic.twitter.com/KJDsHwAshK
— たいき (@taiki_VA) 2017年4月8日
裏1位 「WHITE ALBUM2 ~closing chapter~」

ついに終わらせたぜWA2…。
雪菜ルートまでは2016年度よりかなり前に終わらせていたのだが、満足感が十分あったのでかずさルートを放置していた。展開が精神的にキツイ話だったし。
それを終わらせた訳だが、やっぱり期間を空けたらダメだなと実感した。
まったく感情移入できなくなっていた…。
ほんと勿体無いことしたと思うので、今後は面白い作品は一気にクリアしないと思った次第。
まごうことなき名作であり、2016年度に終わらせた作品としては圧倒的に1位だが、実際にプレイしたのはかずさルートだけなので裏1位としておく。
というわけで2016年プレイベスト5でした。
とりあえず商業エロゲのプレイ本数が更に減ったなと思った。
これが老いか…。
おまけ。
せっかくなんで簡易で2016年ノベルゲランキングも
おまけと言いつつむしろ本編かも。
5位:ISLAND

ISLAND終わり。約20h。ひまわりという作品で期待値が相当上がっている中、ここまで応えてくれたことは見事というしかない。不満点も多数あるが、それが気にならなくなる展開には脱帽。伏線考察ゲーとして素晴らしい。終わり方も色々考えさせられた。
— たいき (@taiki_VA) 2016年4月30日
批評空間感想
4位:うたわれるもの 二人の白皇

ついに完結うたわれるもの三部作。
無印大好き人間としては感慨深かった。
無印時点でここまで続編構想があった訳ではないと思うので、よくここまで描けたなと。
それも無印の世界観がしっかりしているおかげであると思う。
シナリオ展開としてはライコウ戦がピークで、あとはちょっとグダったり、マロロの扱いが上手くないと思ったりと不満もあるが、無印も含めて「うたわれるもの」という作品を完結してくれたことがなにより嬉しい。
またこの世界観のゲームをやりたいなと思ってしまう。(構想はあるようだが。
「うたわれるもの 二人の白皇」終わり。展開とかで不満点とかも色々あるけど、それより満足度が余裕で上回った。手抜きが一切無い作品。うたわれ好きならプレイ必須(うたわれ好きでプレイしない人とかいないと思うけど
— たいき (@taiki_VA) 2016年9月25日
3位:レイジングループ

vita版にてプレイ。
閉じた村での奇習でループ物とか最高である。
想像以上に民俗学について知見に富んでおり興味深く楽しかった。
そしてループというギミックでエンタメとしても満足度十分。
強くてニューゲームで試行錯誤やりたい放題とか気持ちいい。
特筆は主人公の存在。
ここまで冷静沈着で現状を把握して行動する主人公は稀有。
安心して物語を任せられる。
たまに変人行動を起こすがそれも魅力w
起承転結と綺麗にまとめられており、ほぼ欠点がなかった。
ある一点を除いて…。
Vita版はスキップが超絶遅いという大きな欠点が。
クリア後におまけ要素で周回プレイするのだが、その為のスキップが遅いのは致命的だった。
これで相当私の中で評価を落とした。勿体無い。
2位:WORLD END ECONOMiCA

「狼と香辛料」で有名な支倉凍砂氏の同人ゲーム。
以前から評価が高かったので気になっていたのでプレイ。
評価が高いのも納得の完成度だった。
月の株式市場を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール物語。
1部、2部、3部とキャラが成長していくのも新鮮で楽しく、それに伴って原画が上手くなっていくのも作風に合っていた。
株式市場の説明もしっかりしてくれるのだが、アホな私にはあんまり理解出来なかった。
それでもヒカルの碁のように碁について分からなくても楽しく読めてしまうのはライターの腕がしっかりしているからだろう。
やはり実力あるラノベ作家だけあって物語の盛り上げ方を熟知しているのを感じた。
また同人ノベルゲームを出して欲しいと思ってしまう。
「WORLD END ECONOMiCA」終わり。何で今まで積んでいたんだっていうレベルで超面白かった。3作で分かれているが全て最後に収束するので、一気にやれて良かった。文章が流石人気ラノベ作家。投資というテーマで難解なのにダレる部分がほぼ無かった。 pic.twitter.com/PjjPUxjgbp
— たいき (@taiki_VA) 2016年10月7日
1位:幻想魔境奇譚

派手さは一切ないが「ビジュアルノベル」としての完成度は圧倒的。
萌えも恋愛も無いが、その分冒険へのワクワク要素半端ない。
プレイ時間もコンパクトながら、それは無駄な要素を削ぎ落とした結果でずーーーーと面白いが続く。
面白く先が気になって仕事から帰ってからでもプレイを進めた作品。
その上考察要素もあるときた!
もっと考察増えて欲しいので未プレイ者はやって…。
